よくある質問

  • Q1:ワンちゃん、ネコちゃんにも、予防接種ってあるんですか?

     A:はい。ワンちゃんにもネコちゃんにも、予防接種はあります。


    【ワンちゃん】
    ◇狂犬病予防注射(年一回 義務)可能ならば4月から6月の間に接種してください。
    ※生後91日以上のワンちゃん、みんなに法律で義務付けられています。

    ◇混合注射(年一回 任意)
     ・5種混合:ジステンパー・伝染性肝炎・パラインフルエンザ感染症・パルボウイルス
     ・8種混合以上:上記+コロナウイルス・レプトスピラ ( 数種類 )

    ◇フィラリア(任意) 月一回タイプの錠剤・粉・ジャーキー、 または、シーズン期間中、効果が持続する注射タイプ

    【ネコちゃん】
    ◇混合注射 (年一回 任意)
     ・3種:カリシウイルス感染症・汎白血球減少症・ウイルス性鼻気管炎
     ・4種:上記+猫白血病ウイルス

    ◇猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズウイルス)(年一回 任意)

  • Q2:ワンちゃん、ネコちゃんたちの食事って、何を気を付ければいいですか?

     A:基本的に人間の食べ物を与えてもらっても構いませんが、注意点がいくつか。


    ◇玉ネギ類・辛味などの刺激のある食べ物・チョコレート・キシリトール・塩分や糖分の高い食べ物は控えてください。
     (食べた量がごく少量なら、すぐに命にかかわる事態にはなりません)

    ◇食べた後、下痢・嘔吐、皮膚炎をおこした食べ物は控えてください(アレルギーの可能性があります)。

    ◇ドライフード・おやつは1ヶ月で食べきれるサイズを目安に購入してください。

    ◇缶詰は開封後、余ったモノは別容器に移し冷蔵保存で3日以内に食べきってください。
      ※ 開封後、長時間経ったフードをやり続けると肝臓障害をおこす可能性があります。

  • Q3:ワンちゃんやネコちゃんの体温ってどれくらいですか?

     A:平熱はわきで38.0℃ 肛門で38.5℃前後です。


    ◇人間の体温計で測ります。

    わきで39.5℃以上あれば冷やす必要があります!
    熱中症の場合は病院に行く前に水(冷水)につけて体温を下げてあげてください!
    ほっておくと死に至ります!!

  • Q4:食欲・元気がないのですが、大丈夫でしょうか?

     A:好物をおいしく食べられるかどうかを、まず確認してみてください。


    ◇食べる→病気の程度は軽い場合が多いです。様子をみて、やはりご心配ならご来院ください。

    ◇食べない→診察や検査が必要な可能性がありますので、なるべく早めにご来院ください。

  • Q5:水を飲む量がおかしく思うのですが、大丈夫でしょうか?

     A:病気のサインの可能性があります。


    ◇飲まない→スポイトなどでの強制投与や点滴が必要な場合があります。 病気の疑いが強いのでご来院ください。

    ◇多飲→それでいて痩せてくるなどの症状がある場合は病気の疑いがありますのでご来院ください。
    血液検査などが必要な場合があります(糖尿病・腎不全などの確認)。

  • Q6:下痢(または嘔吐)をしています。どうすればいいですか?

     A:食べ過ぎなど、原因に心当たりがある場合の単純な下痢(または嘔吐)ならば、まず様子をみていただいて、治らなければご来院ください。


    ※朝の胃液嘔吐の場合は前日の食事による胃もたれが原因であることが多いです。
       →夕食の量を減らすなど、胃の負担を減らして様子をみてください。

  • Q7:ウンチに血が混じります。病気でしょうか?

     A:ワンちゃん・ネコちゃんはウンチに血が混じることはよくあります。


    トイレに数滴の血が落ちる程度で、食欲・元気が普段通りなら、様子を見てあげてください。
    治らない様なら、一度ご来院ください。

    イチゴジャムのような下痢なら、なるべく早くにご来院ください。

  • Q8:皮膚が赤く、かゆがります。皮膚炎ならどうすればいいですか?

     A:なぜ皮膚炎になったのかを考えてみてください。


    もし、心あたりがあればそれを排除しましょう(食事を変えた・シャンプー後・ノミの確認など・・・)。
    ひどいかゆみは注射・内用薬などの治療が必要な場合がありますので、来院をご検討ください。

  • Q9:ノミ・ダニがついてるみたいです。どうやって駆除すればいいですか?

     A:ノミやダニといった外部寄生虫に対する駆虫薬が、当院に用意があります。ご相談ください。


    ※ホームセンターなどで販売されてる駆虫薬は、こちらからは効果が保証できませんので、動物病院でしか 購入できない駆虫薬をお勧めします。

  • Q10:頻尿なのですが、どこか悪いのでしょうか?

     A:膀胱炎や結石、腎臓病などあらゆる病気でそのような症状が出ます。


    ※尿がまったく出なくなった場合、24時間で、尿毒症になり死に至ります。
    必ずご来院ください!

  • Q11:便秘のようです。このまま様子を見て大丈夫でしょうか?

     A:短期間の便秘なら基本的に心配いりませんが、排便動作をして出ないのであればご連絡ください。

  • Q12:ひきつけ・けいれん発作を起こした時は、どのように対処すればいいですか?

     A:軽くなでて安心させてあげてください。


    唾液を誤嚥しないように横向きの体勢にしてあげてください。その際、歯茎・舌の色の確認をしてください。
    ◇白・紫→心臓発作の可能性が高いです。ご来院ください。
    ◇いつもと同じピンク→脳神経系の発作の可能性が高いです。激しいゆさぶりなどは発作をひどくしますので、やめてください。

    ※10分以上続いたら(診察時間外はお電話で確認後)ご来院ください。また、月に1回以上起こる場合はご相談ください。
    ※舌をむやみに引っ張ると、発作の引き金になることもありますので、舌で息を詰まらせていない限りは触らずにおいてください。

  • Q13:口臭がひどく、食べ方がおかしいです。どうしたのでしょうか?

     A:お口の中に異常がないか確認してください。歯石・腫瘍・炎症(歯茎の異常な赤身)があった場合はご来院ください。


    【ワンちゃん】
    歯石・歯垢が原因の場合がほとんどです。硬く付いた歯石は容易には取れません! 
    歯石除去処置(全身麻酔で対応)をご希望の場合はご相談ください。

    ※歯石による口臭・歯肉炎は細菌が原因になりますので、抗生物質を投与するか、サプリメントで口腔細菌を制御すると口臭は改善する場合があります。

    【ネコちゃん】
    口内炎(カリシウイルス)が原因の場合がほとんどです。痛がる場合は治療にご来院ください。

    ※ひどくなると、フードが食べられない・出血などの症状が現れます。

  • Q14:異物を食べてしまいました(誤飲)。大丈夫でしょうか?

     A:飲み込んだのが小さなものであれば、自然排便での排出も期待できますが、腸閉塞をおこす可能性もやはりあります。


    飲み込んだ物が大きかったり、食欲・便の確認をして変化があれば、必ずご来院ください。

    ※まれに胃に長く停滞する場合もありますので排泄するまで便の確認はしてください。
    ※ヒモなどが肛門で止まっていても、引っ張らないで(ぶらさがっている場合は切って)自然に出るのを待ってください。

  • Q15:発情とはどういったもので、どれくらいの頻度で何歳まであるものなんですか?

    ーメスー
    生後半年ぐらいで初めての発情がおこります。また、一生涯にわたって発情を繰り返します。
    ※発情の2~3ヶ月後、想像妊娠・子宮内膜炎・子宮蓄膿症になりやすいので注意してください(特に高齢のワンちゃん)。

    【ワンちゃん】
    年に二回、陰部がはれ出血(発情出血)があります(小型犬などまれに出血が確認できない場合があります)。
    14日間ほど発情出血が続き、発情出血が始まってから約3週間のみ交配が可能です。
    妊娠を望まないのであればこの間オスとの接触にご注意ください。

    【ネコちゃん】
    ネコちゃんの場合、出血はありません。発情期間も様々で多い子は一ヶ月に何度もおこります。

    ーオスー
    【ワンちゃん・ネコちゃん共通】
    生後半年ぐらいで性成熟を迎えます。
    オスのみでの発情はありません!発情中のメスに興奮することでみられます。

  • Q16:避妊・去勢手術はいつごろから出来ますか?

     A:生後6カ月以降であれば対応出来ます。


    全身麻酔による処置になりますので必ずご予約ください。
    また、事前に診察と説明を兼ねたカウンセリングを受けるようにしてください。