避妊・去勢手術について

□避妊手術            □去勢手術

 

  • 卵巣子宮摘出手術は、日常的に行われている手術ですが、全身麻酔と腹部の一部を開腹する大変ハードな手術です。
    手術時間は30分程度ですが、麻酔が3~4時間効いています。

    ー手術の良い点・悪い点を参考に、今一度手術をおこなうかどうかを考えてください。ー


     ◎良い点:□発情がなくなる(妊娠しない) 
          □子宮・卵巣の病気にならない 
          □乳腺腫瘍になりにくい(※)

     ×悪い点:死亡事故を含む麻酔によるリスクがある。傷口の糸を自分で取って、傷口が開くことがある(傷口が治りにくい等)。
          肥満傾向が強くなる。
          ホルモンアンバランスによる皮膚障害を起こしやすい。

     ※:乳腺腫瘍の予防を目的にされる場合、初回の発情が来る前にされることをお勧めします。

    ◆手術当日の予定◆
    手術当日は朝から絶食でお願いいたします。飲水は少量なら構いません。

    ネコちゃんの場合:
    9:30 ご来院~17:30の半日入院
    ※必ず、お家から洗濯ネットに入れてご来院ください。

    わんちゃんの場合:
    12:00 ご来院~17:30の半日入院
    (麻酔をかけるときにお手伝いただきます)

    ※排便・排尿を事前に済ませてから、ご来院ください。
    ※時間帯については、原則として上記の時間帯ですが、ご都合が悪い場合はご相談ください。


    ◆術後ケア◆
    ☆当日は食欲があれば食事を与えてもらっても結構ですが、食べ過ぎたりしないようにご配慮ください。

    ☆術後2.3日は食欲や元気がなくなる場合がありますが、徐々に良くなっていけば心配いりません。

    ☆傷口の化膿を防ぐために、抗生物質のお薬を翌日より投与してください。
     (飲み薬を与えるのが困難な場合は、2週間効果が持続する注射があります)

    ☆傷口の糸をなめてはずさないように注意してください。

    ☆抜糸は2週間目以降です。診察時間内にご来院ください。

    ☆その他、ご心配な点がありましたら、遠慮なくご連絡ください。


    ーよくされる質問ー

    Q.発情・妊娠中は手術できますか?
    A.出血など、リスクが高くなりますので、避けた方が望ましいです。

    Q.手術の前に、何か対応しなければいけないことはありますか?
    A.できれば、予防注射を事前に受けてください。また、ご心配がありましたら、事前に診察を受けてください。

    Q.予約は必要ですか?
    A.お電話で結構ですので必ず予約をお願いいたします
    (地域猫の場合はご相談ください。)

    Q.生後何日目から手術できますか?
    A.基本的に生後6ヶ月以降から手術可能ですが、個体差により若干異なります。

  • ◇去勢手術(睾丸摘出手術)について

    去勢手術は、日常的に行われている手術ですが、全身麻酔による手術であることに変わりありません。
    手術時間は15分程度ですが、麻酔が3~4時間効いています。

    ー手術の良い点・悪い点を参考に、今一度手術をおこなうかどうかを考えてください。ー


     ◎良い点:繁殖を抑制することができる。
         問題行動(性的興奮・マーキングなど)を防ぐことが期待できる。
        (やり始めてから時間が経ってしまっている場合は、改善しないこともあります)

     ×悪い点:死亡事故を含む麻酔によるリスクがある。傷口の糸を自分で取って、傷口が開くことがある(傷口が治りにくい等)。
          肥満傾向が強くなる。尿道結石(ネコに多い)や、ホルモンアンバランスによる皮膚障害を起こしやすい。

    ◆手術当日の予定◆
    手術当日は、朝から絶食でお願いいたします。飲水は少量なら構いません。

    ネコちゃんの場合:
    9:30 ご来院~17:30の半日入院
    ※必ず、お家から洗濯ネットに入れてご来院ください。

    わんちゃんの場合:
    12:00 ご来院~17:30の半日入院
    (麻酔をかけるときにお手伝いただきます)

    ※排便・排尿を事前に済ませてから、ご来院ください。
    ※時間帯については、原則として上記の時間帯ですが、ご都合が悪い場合はご相談ください。


    ◆術後ケア◆
    ☆当日は食欲があれば食事を与えてもらっても結構ですが、食べ過ぎたりしないようにご配慮ください。

    ☆術後2.3日は食欲や元気がなくなる場合がありますが、徐々に良くなっていけば心配いりません。

    ☆傷口の化膿を防ぐために、抗生物質のお薬を翌日より投与してください。
     (飲み薬を与えるのが困難な場合は、2週間効果が持続する注射があります)

    ☆傷口の糸をなめてはずさないように注意してください。

    ☆抜糸は2週間目以降です。診察時間内にご来院ください。
     (ネコちゃんの場合は、溶ける糸を使用しますので来院の必要はありません)

    ☆その他、ご心配な点がありましたら、遠慮なくご連絡ください。


    ーよくされる質問ー

    Q.手術の前に、何か対応しなければいけないことはありますか?
    A.できれば、予防注射を事前に受けてください。また、ご心配がありましたら、事前に診察を受けてください。

    Q.予約は必要ですか?
    A.お電話で結構ですので必ず予約をお願いいたします
    (地域猫の場合はご相談ください。)

    Q.生後何日目から手術できますか?
    A.睾丸がふたつ降りていれば手術できますが、成長が確認された生後6ヶ月目以降が望ましいです。
    ただし、睾丸がひとつしかない場合は、事前にご相談ください。

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